ハックよーい!!ダンボール相撲・北九州イノベィションギャラリィ場所
ファブラボ大分の豊住さんにお声がけいただいて、宇宙に移転したスペースワールドと、官営八幡製鐵所のそばにある「北九州イノベーションギャラリー(KIGS)」で、よい子のみんなとダンボール紙相撲ワークショップ「ダンボール相撲 北九州イノベィションギャラリィ場所」をおこないました。
以前に、大分市美術館で開催した「ダンボール相撲」では、主に色塗りとデコレーションをしましたが、今回は一捻り。
(前回はこんな感じ)
今回は、ひとり一体作って持って帰るのではなく、高さ30cmほどの8体のダンボール紙相撲力士を、一日かけて来場者が次々改造(ハック)するワークショップ。
みんなのアイデア満載の「ぼくがかんがえたさいきょうのりきし」ができるのではないか!という、一風変わったワークショップです。
おだやかな朝。嵐の前の静けさ。
お昼をすぎるとどれが力士か材料か、机の上がカオスに。
ダンボールや空き箱などを切り抜いて、テープでペタペタ貼りつけます。
弱点は次に来た子たちに補修され、お昼すぎには装備満載に。安定したけど重くて動かない!!よし、装備をパージだ…!という平成ガンダム的な流れで、子供たち(と、熱中する親御さん)による「力士ハック」が繰り広げられました。
足をでかくしたり、体を紙のパーツで固めたり安定させると動かなくなる紙相撲。
重くなりすぎて折れる膝と、それを支えるテーピングはさながら満身創痍のベテラン力士。
予想を上回る参加者のアイデアに、ゲームバランスをとるために「足を切りはなす」などその場でルールを作ることになり、今後は審判団を作って「ルール作りあそび」も面白いなあ、とこちらが刺激をいっぱいもらいました。
そして最後には、なんかのロボのような立派な力士が揃い踏み!
ちょっと嬉しかったのが「前に作った人の痕跡を残しつつ改造する」というデコレーション周りのリスペクトを感じる改造をしてくれている子がたくさんいたこと。
(良くないと思われた作戦パーツはどんどんもぎ取られていくのもまた正直で面白い)
代打ではじまったダンボール紙相撲も3回目。
帰り道に「そろそろユニット名いりますかね」と「カードボードブラザーズ(CBB)」を結成したので、ダンボール工作おじさん二名、今後ともよろしくお願いします。
呼んでくださったファブラボ大分さん、そしてKIGSのみなさん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました!